グレイスワイン 茅ヶ岳甲州

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『日本百名山』を綴った深田久弥氏終焉の地として知られる茅ヶ岳。
自社管理農園を含む、標高400m〜700mの茅ヶ岳山麓産の甲州が醸されています。冷涼な気候と豊富な日照量に恵まれた地域で育まれた甲州は、爽やかでありながらも、凛とした強さを感じさせるワインです。
2000年代前半、甲州ワインのトレンドは辛口へと移行していました。
しかし、欧州系ブドウのワインと比較し、味わいが控えめな甲州に対し、果汁濃縮、シュール・リー製法、樽使用などの醸造技術でインパクトある甲州ワインが追求されていました。大きな転機は2004年より4年に亘り海外ワインに通じた東京の輸入商社と協働して取り組んだ、ボルドー大学故デュニ・デュブルデュー教授からの技術指導を受けた甲州の醸造でした。
収穫適期を決める分析、機敏な破砕への着手、果汁と空気を接触させない仕込みなど、全ては良いブドウを健全な状態で醗酵過程に進めるかが如何に大切であり、シュール・リーや樽に頼ることなく、ブドウ本来の力を素直に引き出すクリーンでナチュラルなピュアなワイン造りを教えられました。
この一連の技術指導により、日本の酒税法において、それまで禁じられていた果汁への炭酸ガス(ドライアイス)使用が出来ることになったことは、日本ワインの酒質向上に大きな影響をもたらしました。現在では日本の多くのワイナリーが利用しています。
補糖、補酸、濃縮などに厳しい規制が設定されているEU基準のワイン造りについて知識が乏しかった私たちにとって、「ブドウの力こそ品質の原点」というワイン造りの基本を再度見直すきっかけとなりました。そのワイン造りを踏襲したワインが「茅ヶ岳甲州」です。

産地 山梨県北西部 茅ヶ岳山麓
ぶどう品種 甲州
醸造法 ステンレスタンク醗酵・貯蔵
タイプ 白
味わい 辛口

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